管理業務主任者からマンション管理士へ
管理業務主任者と同じ分野の国家資格にマンション管理士があります。管理業務主任者よりも難易度は高く、ランクはBクラス。マンション管理に携わる資格という意味では同じ分野と言えますが、仕事そのものには違いがあります。
管理業務主任者は、マンション管理会社に勤務しますが、マンション管理士は管理組合そのものとコンサルティング契約を結びます。マンション管理会社が、管理組合から委託された「マンションの全般的な管理業務を代行」するのに対し、マンション管理士は管理組合の円滑な運営の他、管理そのものの質向上をアドバイスするのが仕事。
マンション管理会社が、管理組合と結ぶ契約についての重要事項の説明や契約締結後、日々の管理状況をチェックし、管理組合などに報告する業務は管理業務主任者の独占業務です。第三者的な立場でコンサルティングを行うマンション管理士は、独立開業できる仕事ですが、管理業務主任者は管理会社に所属して働きます。
マンション管理士の難易度が高いからではありませんが、独立志向が強いなら、いずれはダブルライセンスに挑戦し、ステップアップを目指してみてはいかがでしょうか。管理業務主任者としてのキャリアが活かせますし、試験そのものが有利になります。
マンション開発はこれからも続き、管理業務主任者の需要が下がることはありません。築20年以上のマンションが増え、点検・改修など日々のマンション管理も重要性が増してきます。「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」に基づき、2001年から認定されるようになったのが管理業務主任者です。
将来性のある国家資格は、就職や転職に有利です。専門性を活かして長く働ける資格ですから、ぜひ挑戦してください。合格までナビゲートしてくれる通信講座があれば大丈夫です。